洋式トイレ用足置き台(トイレ踏み台)利用で排便が楽になる

ご近所さんに教えたら、とても喜ばれたのでメモを兼ねて。

5、6年前に熱心にアフィリエイト作業をしていたときのことです。人気検索キーワードに突如躍り出た「スクワティポティー」という単語。

おっちゃん

なんじゃ?そら。

検索かけたらあるテレビ番組で紹介していたらしく、検索が増えていました。

スクワティポティー

グーグル翻訳は「しゃがんだトイレ」ですw
「洋式トイレ用足置き台」のことですね。洋式トイレでは排便しづらい姿勢なので、排便しやすい姿勢にするための道具。

 

でした。早速試したら、あまりに楽だったのでずーっと使っています。そのことをご近所さんに教えたら効果てきめんで喜ばれた次第です。

この機会に改めて調べたことのまとめです。


元々、人間はしゃがんで用を足していたと言われています。(和式トイレでしゃがむ姿勢です。)
王族や移動用に作られた台座式トイレが発明され、それが急速に広がっていきました。
大腸に関係する病気(結腸炎、大腸炎、痔、便秘、結腸癌、虫垂炎等)の症状はしばしば食物繊維の不足が主な原因と言われてきました。最近の研究でその原因としては、食物繊維の不足よりむしろ排便時の姿勢(洋式便座に座る姿勢)の方が大きい、とわかってきました。
 
洋式便座に普通に座る姿勢だと、恥骨直腸筋が直腸を折り曲げて便の通りを阻害する部分があります。 ある程度の高さ(18~20cm前後)に足を置いて洋式便座に座ると「しゃがむポーズ」に近くなります。これだと 大腿と胴体が35度位で曲がり、直腸がほぼ真直ぐになって押し出しやすくなります。又、恥骨直腸筋が緩むことも功を奏します。
33 人の参加者を対象とした2017 年の研究で、台座式トイレと補助具(足乗せ台)を使った場合の排便にかかる時間を比較したところ、台座式では平均 113.5 秒だったのに対し、補助具(足乗せ台)を使用すると平均は ​​55.5 秒に短縮されました。
又、32人がしゃがんだ姿勢では力んで押し出さなくてもスムーズだった、と報告しました。
 
別の 2019年の調査 は、標準的しゃがんでトイレをする国では、いくつかの骨盤関連の症状の発生率が低いことに注目しました。これは、洋式トイレまたは台座式トイレが次のような病気の発症に関与していることを示している可能性があります。
  • 骨盤または子宮の脱出
  • 過敏性腸症候群
  • 炎症性腸疾患
  • 虫垂炎
  • 結腸がん
  • 潰瘍性大腸炎

 

専用のものがアイリスオーヤマなどからもでていますが、要はこの姿勢になればいいので100均の簡易踏み台とかお風呂椅子で間に合います。体に合わせた高さであれば足を乗せる位置の広さは重要ではありません。

このリンクはアマゾンですが、商品説明のイラストがとてもわかり易いので見るだけ見てください。アイリスオーヤマの商品説明

 

アイリスオーヤマ以外にパール金属等の商品もありますが、私的にはこれらの商品の残念なところは

  • 置きっぱなしにすると邪魔
  • 外して置くにしてもトイレは狭い

という点です。なので100均の折りたたみ椅子(踏み台)に軍配が上がります。自分の身長的にもこれで十分です。ちなみにセリアの300円のものです。高さは18センチで、足を乗せる部分の幅が20センチ弱です。耐荷重は50キロですが、体全体を乗せることはないのでこれで十分ですよ。500円で一回り大きいものもあります。

専用の商品は幅があり、足を広げて乗せる形になっています。しかし、何も足を広げる必要はありませんよ。要は大腿部と胴体の角度なので、この角度がイラストにあるくらいになればいいのです。

便秘でお困りなら是非試してください。

又、お子さんがいらっしゃる場合、これは必需品ですよ。
小さい子供さんにとって大人用のトイレは、サイズがまったく体にあっていません。子供用の便座はありますが、高さの配慮がありません。座る位置が高すぎて足が床面にしっかり接地できないので、力む焦点が見いだせないのです。

 

 

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