メチャウマご飯が炊ける「フタがガラスのご飯釜・新旧比較」ハリオ GNR-150-B

長年使ってきた「ハリオのフタがガラスのご飯釜」を落としてしまい、取っ手が欠けてしまいました。このくらいなら問題ない、と思ってよく見るとヒビが入っている。これでも使える、とは思いましたが、ちょっと検索してみました。

すると、リニューアルしてます。しかも1合炊きだったのが2合まで炊ける。こりゃ、買い替えもありか、と違いを調べました。

この「フタがガラスのご飯釜」シリーズは随分ヒットしたようで、今でも土鍋のランキング上位です。
なんたって、美味しく炊けるんですよ。1~2合と少量の場合、炊飯器では美味しく炊けないですよね。今どきの10万円近い代物は知りませんが。

お客様の声を反映したのでしょう、色々改良されています。いずれも『ここがちょっとね・・・』と私も感じていたことでした。

 

    • 軽くなりました。
      それでも土鍋ですからそこそこ重いのですが、ぎりぎりまで軽くしているようです。旧型は本体だけでも片手では持てなかったのですが、新型はなんとか持てます。

 

    • 少し高さが増しました。(本体)
      データが記載されていないので正確ではないですが、目視では2センチ弱高くなりました。旧型でも2合まで炊けたので、容量を増やすためよりも底の形状変化によるものと思われます。
      ちなみに旧型でも2合炊けましたが、混ぜ合わせるときいっぱいいっぱいでした。新型でもいささか窮屈ではありますが、余裕が出ました。

 

    • 底の厚みが取れています。新型の底は側面と同じか、やや厚いくらいです。
      こちらは↓旧型の断面。底がかなり分厚いです。これが重かったんですね・・・。ハリオの土鍋の底の形状

 

    • 水量ラインが見やすくなった。
      旧型はアローワンスが大きく、ほぼこれは役に立たなかったんですよね。

 

  • 蓋の形が変わり、置きやすくなった。
    旧型は中央が膨らんでいて安定感がなく、横にしても安定感がなかった。中央部が平らになり、六角形になったことで横においても安定するようになっています。

 

なお、ガラス部分を含めてフタは新旧どちらでも使えます。また、黒い部分だけを新しいものに取り替えることもできます。※部品だけ購入できます。

旧型はすでに製造中止になっているようですが、在庫が残っているようで安く購入できます。
しかし、両方使ってみた感想として、使い勝手は新型が勝ります。

とはいえ、ご飯の味は旧型の方が美味しい気がします。新型はまだ3回しか使っていないので断定はできませんけどね。新型は炊きあがりが早い。旧型は底が分厚いからじっくり炊けているのか、うまいです。

〈追記 2020/9/27〉
新旧、炊き比べてみましたが、味は旧型の方が美味しいです。
半額くらいなら旧型購入もアリかな。

しかし、どちらにせよ、水加減が難しいんですよ。米の種類でも細かく違いが出ます。無洗米はさらに難しい。私は雑に水加減しているので打率は5割ちょっとかな~^^;
それでも炊飯器にする気にはなりませんねぇ。

 

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余談ですが・・・・

土鍋だけでなく炊飯器でも美味しく炊く秘訣は「氷結水」で炊くこと。
氷を入れて炊くと美味しく炊ける、というのはかなり知られていますよね。
その理由は、氷を入れて水温が低くなり、温度がゆっくり上がるから、と説明されます。
しかし、ワタシ的には「氷結水」そのものの性質で美味しくなると思います。

別記事にしましたのでご興味がある方は御一読ください。

 

 

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