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これまでの記事で、歯に良い環境にするには
口の中を長く酸性にしない。その為に「唾液」を出して、しばらく口の中にとどめておくことがもっとも有効だと解りました。

ガムを噛むと唾液が出るので、歯科医師会、歯の専門家が機能性ガムを推奨しています。機能性ガムには キシリトール・リカルデント・ポスカムがありますが、どれが良いのか?それぞれには効果、機能にどんな違いがあるのか?調べています。
この記事では、3つのなかでちょっと注意が必要なキシリトールについて書いています。

 

キシリトールガム

キシリトールガムは機能性ガム第1号ですね。広告のインパクトが大きかったからか、キシリトールが虫歯を治すと誤解している人も多いようです。

*キシリトールとは

キシリトールは天然植物に含まれるの甘味炭水化物です。
日本で始めて紹介された時に
~フィンランドの子供は虫歯がほとんどない。それは白樺の樹液から作られるキシリトールガムを噛んでいるからです。~
みたいな内容だったので、日本ではあまりなじみのない白樺に含まれる → 限られた植物に含まれる・・・と思っている方もいるかも知れませんが、キシリトールはカリフラワー、イチゴ、トウモロコシ、ナス、ほうれん草など、身近な野菜にも含まれています。又、工業的にも生産されています。
現在、キシリトールガムのほとんどがトウモロコシの芯から作られています。
そのトウモロコシに遺伝子組み換えのものも含まれていることから、ネットでは警鐘を唱える記事も見うけられます。

 

*キシリトールが歯に良いとされる理由

● 虫歯菌に分解されないから酸が出ない。
虫歯菌(ミュータンス菌)は食べたものを分解して酸を出しますが、キシリトールを分解することが出来ません。分解できないので酸を出しません。
*これはキシリトールだけにある作用ではなく、糖アルコールがもつ作用です。

《キシリトールだけの作用》
● カルシウムと結びついて再石灰化を促進する。
● 酸の産生が少ない種類のミュースタンス菌の割合が増える。
*キシリトールを3ヶ月続けるとミュータンス菌の9割になり、ミュータンス菌を弱体化する。 詳しくは日本フィンランドむし歯予防研究会サイトをご覧下さい。

 

ここで気がつく事があります。

キシリトールが分解されないのはいいとして、もし、そのガムにキシリトール以外のものが含まれていたらどうなの!?

 

そこなんですね。キシリトールを選ぶときのポイントです。
キシリトール配合と書いてあるガムでも、他の甘味料を配合していたり、甘味料以外でも虫歯菌が分解して酸を出す成分があれこれ入っているんです。
これがキシリトールガムの問題点なんです。
国際的にはキシリトール50%以上のものを摂るよう勧められています。

キシリトール配合だけではNG! 
配合比率50%以上ないとダメ~

 

 

*歯科医院専用と一般用の違い

歯科用のキシリトールガムと市販のキシリトールガムではキシリトールの含有量が異なります。
ロッテの歯科医院専用ガムはキシリトールが100%ですが、これ以外の市販のガムはキシリトールの含有率がマチマチです。
さらに特長を出すために他の甘味料や、香味料などキシリトール以外のものがあれこれ入っています。

歯科用キシリトールガムのキシリトール以外の特徴
  • ガムベースが矯正装置や義歯にくっつきにくい。
  • 市販品の2倍の固さ ⇒ 咀嚼力を鍛える。
  • 歯のエナメル質が溶ける「脱灰」を修復する「再石灰化増強成分」を市販品より多めに配合。
    ※ 歯の主成分であるリン酸カルシウムとフノランを市販品より多く配合しています

私的に、歯科医院専用のキシリトールガムの効果は、
キシリトールだから!というよりも
「再石灰化増強成分」成分の効果も大きいのでは!?
と思えます。

 

*歯科医院専用キシリトールガムの購入は?

置いている歯科医院が増えているようですが、それでも身近には見つけにくいですよね。歯科医院の方が通販より安い、という口コミもありますが、やはり、一番手っ取り早いのがネット通販です。

 

《補足》

糖アルコールとは・・・
   引用元 物産フードサイエンス株式会社サイト

 

  • 天然にも存在する糖質甘味料で、ソルビトール(リンゴやナシに含まれています)、キシリトール(イチゴやホウレンソウに含まれています)、エリスリトール(メロンやブドウのほか、みそなどの発酵食品に含まれています)などがあります。
  • 糖アルコールは口内細菌に利用され難いため、酸生成をほとんど起こさず、虫歯の原因になりにくい糖質です。
  • 糖アルコールは消化管内から吸収されにくいため、低カロリーであるとともに、一度に多量に摂取するとお腹が緩くなることがあります。
  • 糖アルコールは、トウモロコシやイモ類から作った澱粉糖を原料としています。現在、澱粉糖用トウモロコシの多くは遺伝子組み換え不分別ですが、糖アルコールは高度に精製され、たんぱく質やDNAは残存していないため、遺伝子組み換えの影響はなく、表示は不要とされています。

糖アルコールを大量に利用するときは、糖質に水素を添加して化学的に糖アルコールを作ります。

 

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