
こだわりのキーボードについては何回か記事にしていますが、プリンタもこだわりがあるんですよ。初めてのプリンタ以来、インクは詰め替えインク派です。
私は印刷がとっても好きで、何でもかんでも印刷しちゃう。印刷するたびにどうしてこんなにきれいに印刷できるの!と感動するんですよ。
純正インクって高いでしょ。純正だとやたらに印刷できません。なので詰替えが出来るか、さらには詰替作業が楽かどうかでプリンタを選択してきました。
始めはhpのもの。Windows98の頃です。海外ではインクは詰め替えるのが当たり前だそうで(今はどうか知りませんけどね)hpは詰替え前提の仕様でした。もちろんそのことを表立っては売りにしてませんでしたけど、インクカートリッジにはヘッドがくっついた仕様になってました。詰替えるための穴も初めから開いていてシールが貼られた状態になっていましたよ。確か。その後、日本では詰め替え派が異常に少ないと判断したhpはインクカートリッジの仕様を変更して詰替しにくくなってしまいました。
この頃、Canonやエプソンでも詰替する人が増えてきて、そのためのノウハウもネットに広がってきて、カートリッジのICチップを書き換えるグッズが販売されるようになってきたのでCanonに変えました。使ってみるとhpと比べてあまりに静かで動作もスムーズで印刷されたものもきれいなのにはびっくりしました。それ以来Canonです。エプソンは詰替しにくい仕様がえげつなくて見向きもしませんでした(>_<)
メーカー側もインクで儲けているので、詰め替えできない仕様の開発に力を入れ、いたちごっこでしたね。機種が進むに連れ詰め替えるのも大変になっていきました。
PIXUS MP610は発売時から安定した機能と詰替えのしやすさで詰め替え派には人気の機種です。販売終了し、修理受付終了(2013年)し、純正インク販売終了してもその人気は衰えずヤフオクでは不動の人気機種です。純正インクは今でもかなりの価格で取引されています。アマゾン、楽天に未使用機が7万円前後で出てます。
時々ヤフオクを覗いて、多いときは予備機2台抱えていました。ネットでは10台確保しているというツワモノもいましたよ。純正のプリントヘッドも販売終了時に1個確保してました。
今使っているものは2年前に最後の予備機がアウトになって焦ってヤフオクで落札したものです。ジャンクで出品されているものでも、解消できるエラーもあるんですよ。大半はプリントヘッドがダメになっているのですが、プリントヘッドが詰まっているだけなら洗浄すると蘇るものがあります。
このまえ、印刷したら色がおかしい。あれこれやった結果、プリントヘッドの故障で混色してしまうことがわかりました。これまでに経験のないトラブルです。ヘッドの予備はあるので解決しましたが、またぞろ本体の予備をゲットしたほうがいいな、流石にもう出品も少なくなっているだろう・・・。
と、ヤフオクを見たところ格好の出品が見つかりました。いかにも仕様年数が浅いとわかる代物です。エラー以外にわかりにくいのが廃インクタンクの状況です。かなり使われていると廃インクが満杯になっていてこれはどうにも解決できない。なので使用年数が浅いものはめっけ物です。
出品されてるもののエラーは解消が簡単なエラーでした。取説には説明がないのですが、CanonのHPに記載があるのです♪ ヘッドの位置がずれているんですよ。簡単な操作で解消するはずです。なので嬉々として入札しましたよ。1円スタート! 付属品は全てあり、購入初期の故障でメーカー戻しになったもののようです。
入札して終了時間を忘れていたら、なんと1円で落札できていました。それが今日届いたので、ワクワク、ドキドキで開梱してみたら・・・
ぬあんと! これはアカン! どないもこないも出来んひんやん!!!
これはだめですっ。物理的故障。あちゃー(>_<)
改めて出品情報をチェックしたら、ちゃんと画像がありました。見落としてました。これ。

押し入れにスペースを作って待っていたのに残念だったなぁ
まぁしかし。1円落札で送料1564円の無駄遣いですみました。
あ、インクは純正で全色ほぼ満タン。しかもプリントヘッドは詰まっていなかった!相当年数こういう状態だったのに詰まってなかった。すごい。プリントヘッドと純正インクを落札したと思えば安いものです。チャンチャン。