
エルゴチオネイン!?という方も多いと思います。私も最近知りました。ホクトの「霜降りひらたけ」の袋に書いてあったので検索。すると「遅れてきた大物抗酸化物質」のキャッチコピーがついた長生きに貢献する栄養素でした。
エルゴチオネイン
エルゴチオネインは多くの生物に存在しているが、動植物自身では生合成ができず、キノコなどの担子菌類と一部の細菌のみしか生合成できない。人間も自身で生合成することができないため、食べ物からエルゴチオネインを摂取することで、脳、肝臓、腎臓、赤血球、皮膚などに貯蔵している。
引用元ウィキペディア
エルゴチオネインは「長生き栄養素」
引用元 ホクトきのこラボ
DNAの損傷や過酸化脂質の生成を防ぐ抗酸化作用が強く、これに加え、光による肌の老化を抑制する効果があるといわれており、美容の面からも注目されている成分です。
エルゴチオネインの美容効果
要は
お肌の敵を封じ込めてくれるんやな
「食べる紫外線ケア」と言われることもあるんですよ
エルゴチオネインの抗酸化力|認知症予防にも注目されている
引用元:ホクトきのこラボ
エルゴチオネインを含む食品
エルゴチオネインを多く含む食品はキノコ。甘酒の中にもありますが、これは麹菌が作ったものです。
キノコの中でもダントツに多いのが、タモギタケ、霜降りひらたけ、エリンギです。エリンギも平茸属の仲間。霜降りひらたけはしめじを一回り大きくした感じで似ていますが、しめじもヒラタケ属です。タモギタケは市場で見ることはありませんね。産地ならあるのかもしれませんが。タモギタケを加工した健康食品を摂っていたことがありましたっけ。何に良かったかのかさっぱり忘れましたがw

霜降りひらたけ
実は「霜降りひらたけ」は天然物ではなく、ホクトが開発したキノコです。天然の日本ヒラタケと西洋エリンギをあわせて作ったキノコ。
「日本ひらたけ」は水分が多く、すぐに折れて形が崩れるそうで、このままでは流通段階で商品価値が損なわれる。そこで硬いキノコの代表、エリンギとかけ合わせたわけですね。ちなみに「霜降り」とつけたのは傘の色合いが霜降りだから。
下のグラフ、ホクトさんのサイトにありました。これを見たらこれから、霜降りひらたけを見つけたら、迷わず「買い」ですね。価格は150円以内ですよ。
「霜降りひらたけ」の味
ほぼほぼしめじですね。しめじの水分量を少し多くした感じです。香りは、若干しめじより弱いですが、いい香りがします。
いささか足が速いので、買ってきてその日か次の日くらいには食べるようにしています。量が一人分には少し多いのですが、キノコですからね、一度に食べてますよ。
補 足
ウィキペディアの情報をメモっときます。エルゴチオネインを細胞内に取り込むトランスポーター(OCTN1)が発見されたことで、生体内でのエルゴチオネインの役割が注目されている。
エルゴチオネインのトランスポーター(OCTN1)はリューマチ性関節炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、自己免疫性甲状腺疾患など様々な疾患と関係していることから、エルゴチオネインには生体の恒常性を維持する何らかの重要役割があることが示唆されている。