カボチャの新種コリンキー|生で食べられクセがなく歯ごたえよし

数年前から見かけるようになったコリンキーはカボチャの一種です。サカタのタネグループが生で食べられるカボチャを目指して品種改良したものです。
出回っている物は完熟させず、若取りしているのでクセが少なく生食できます。
写真のコリンキーくらいだと種ごと食べられますが、これより少し成長したものだと、種が気になります。

カボチャの仲間ですが、皮はまったく気にならなくて、人参みたいな感じですよ。
皮となかの果肉(!?)部分の境が不明瞭で、皮ごと食べています。(検索したら皮を捨てている人がいてびっくり)
ズッキーニもカボチャの仲間ですから、ズッキーニに近い感じですが、ズッキーニとの違いは果肉が詰まっていて歯ごたえがあります。歯ごたえがあるといっても硬くはなく、コリッと噛み切れます。
コリンキーという名前の由来が、コリッという食感から来たのか不明ですけどね・・・。

食べると・・・
味はかすかに甘いかな~!? ほとんど味はありません。
一番のウリは歯ごたえの良さだと思います。
サクサク、コリコリ。
うまく表現できませんが、漬け物に使う瓜系の野菜に近いです。
果肉も適度な歯ざわりでカボチャの臭みも少なく、5ミリくらいに薄切りにしてサラダや漬け物として食べることが出来ます。

皮は硬くなくて、一般的なカボチャと比べると楽に切ることができ、切るときの感じはキュウリと人参の中間くらいです。

栄養面・・・
皮もなかも鮮やかな黄色で、見るからにカロチン豊富なのがわかりますね。
抗酸化作用の高いβカロテンだけでなく、ビタミンC・カリウム・カルシウム・鉄などのミネラルも含まれていて、食物繊維は通常のカボチャより多く含んでいるそうです。

お値段・・・
出始めた頃は、有機野菜を扱うような店でしか見かけませんでしたし、値段も1個300円くらいしてました。
先日近所のスーパーオオゼキにありました。半分カットで90円。
で、次の日も並べてあって50円になっていました。
まだまだ認知度が低くて売れ残ったみたいですね。(笑)

食べ方・・・
私はマリネや甘酢漬け、浅漬けにしています。
今回は西瓜の皮と一緒に甘酢につけました。山椒の葉っぱも一緒につけておいたら香りが微かについてなかなか乙な仕上がりになりました。
器に盛ってからオリーブオイルと胡椒を加えることもあります。

コリンキーと西瓜の甘酢漬け
コリンキーと西瓜の皮の甘酢漬け 山椒の葉

 

思いつきで入れた西瓜の皮が思いがけなくいい感じになってました。
西瓜の皮は歯ごたえが好きで昔から食べてきましたが、西瓜の栄養でスター的な「シトルリン」は皮の白い部分に含まれていると知り、ほとんど捨てることがなくなりました。

今回検索した時、シンプルなレシピを見つけました。
■ 薄くスライスして塩胡椒とオリーブオイルだけでいただく。

これ、美味しそうです。塩も食べる直前にかけるのでシナッとならずに、噛み応えを存分に楽しめそうです。

生で食べる以外に、炒めたり、ジャムのレシピもありますね。
ケーキに使っている方も多いですね。
色がきれいで、味・香りにクセがないのでケーキにも良いでしょうね。

ただ、ジャムは香りも味もないので、色と砂糖を食べるだけのような気がしますけどね(>_<)

 

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