はじめに書いておきます。「その後世界はどうなる?」の答えは書いていません。目下必死で答えを探してるところです。
バイデン大統領が7月にサウジアラビアを訪問することになっています。石油増産を頼みに行く、という報道が多いですが、本音は「ペドロダラーの維持」です。
※日本では「オイルマネー」ですが、欧米では「ペトロダラー」(Petrodollar)と呼んでいます。石油取引の決済がドルで行われることをペドロダラー体制といいます。
これは米国の錬金術なのです。
引用元 : GLOBE+
「コールダー・ウォー」ドル覇権を崩壊させるプーチンの資源戦争(マリン・カツサ著)
【書籍内容説明】
プーチンが仕掛ける新冷戦(コールダー・ウォー)がアメリカの覇権を終焉させる!?
東西冷戦をはるかに超えた熾烈な戦いが始まった。
ロシア・プーチンは膨大なエネルギー資源を武器に、アメリカ覇権の核心たるペトロダラーシステム(ドルベースの資源取引)を打ち砕き、大ロシア帝国を再興するべく世界各地で着々と歩を進めている。ヨーロッパ各国は半ばプーチンの軍門に下り、オバマのアメリカの敗色は濃厚だ。
この劣勢は挽回できるのか。日本は一蓮托生、アメリカと共に沈むのか。
資源開発現場で得た最新情報をもとに、世界激震の背後にあるプーチンのしたたかな資源戦略を洞察。現在の米露関係とロシアによる覇権争いを予見した全米ベストセラー。
興味深い項目 ↓
はあ!
何も知らんかったのに、知った今、まさに「再販予約中」かいっ!
えらいタイミングやないか。
あんさんのアンテナもなかなかどうして大したもんやがなw
「コールダー・ウォー」ドル覇権を崩壊させるプーチンの資源戦争」文庫本
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バイデンはサウジを脅す力はなく、お願いするんでしょう。すでにサウジはロシアと中国を向いています。他にも”脱ドル”を狙うのはトルコやインドなども。
そう言えば、サウジアラビアが中国寄りになると予言した人がいましたね。この記事で取り上げました。
ロシアは制裁直後に「金本位制を検討」と発表しただけでルーブルの下落を止め、その後、石油の支払いに金やビットコインを受け入れると発表しました。したたかにあらゆる方面での対応を練っていたに違いありません。プーチン大統領の確信に満ちた、揺るぎない表情も納得です。
あれこれ見た関連する情報の中に、バイデンが何の成果もなくサウジから帰った時が基軸通貨ドルの終了だ、とする指摘がありました。問題はそうなったらどうなるのか?です。
ドルが下がる!?ってことは金融全般が崩れる!?
早く検索して回らないと。バイデンが帰国するまでに。アセアセ。