老いるに任せず老いを学ぶ|「老いの取り扱い説明書」(別冊ニュートン)

Newtonのムック本「老いの取扱説明書」だいぶ前に購入して、時々眺めています。イラストや写真などがふんだんに使われていて難しい話も直感的に理解できるような編集です。

目次はこんな感じで、なかなかうまく「老い」を解説してあります。

 

「老いの取扱説明書」目次

 

 

何もすることがなく退屈な時、ペラペラとめくって気になったとこをつまみ読みしてきました。
これまで見たw中で印象的だったのが「年をとると、前向きなことを記憶しやすくなる。」というものです。
ネガティブ、ポジティブ、どちらでもない三種類の画像を見せて、記憶している画像から見える世代別の特徴が説明されています。

 

 

右上の棒グラフ ↓

 

右端の高齢者の棒グラフでは、覚えている画像の数自体が減っていますが、ポジティブな画像はネガティブ、どちらでもないものより覚えている画像の数が多いですよね。
若者や、中年がネガティブな画像をよく覚えているのは、「悪いことは肝に銘じて将来的にガードしよう」という心理があるからですよね。若い人のほうが守りの姿勢が強い。

老人はそれまでの辛い経験との付き合いから「辛いこと、嫌なことは削除に限る。」と学んでるんですよね。

 

オッチャン
しょうもないことは一発削除に限るで。

 

 

そう言えば以前に「老化は劣化ではない」という情報を嬉々としてw ご紹介したことがありましたね。世代によって脳がメインで働く機能に違いがある、という内容でした。年をとってもの覚えが悪くなるのは、記憶力が衰えるのではなく、脳の機能が記憶よりも判断などに注力するように変化しているから、みたいな。

読み返してみると甚だ怪しい記憶になっていた(>_<)
タイトル通り「物忘れは脳の進化」であればよいのですがw

 

あちこち具合が悪くなったり、理由もなく情緒不安定になるんですが、それが老いによるものなのか、ある程度判断できれば対処法もかわってきますよね。

生まれて卒業するまでの最終過程と捉えて学習・実習していく方が、自然に老いていくのよりガタツキが少なく済ませられるのではw と思います。

 

 

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