自ら米離れを招く韓国文政権と「米中戦わば」に見る米のアジア政策
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記事を仕上げるまでもたついていたら、韓国事情が変化激しく、書いた内容が追いつかない事態になってます。なので、とりあえずこれまで書いた分を投稿しておきます。

トランプ大統領になってから国際関係の変化が慌ただしく、野次馬的に面白い。

 

大統領補佐官ピーター・ナヴァロとは

最近のトランプ大統領は対中通商政策に関して、ナヴァロ氏の意見しか取り入れないくらいその影響力が強くなっているようです。ピーター・ナヴァロでちょっと検索しました。
ウィキペディアによると、経済学者・公共政策学者。著書を見ると中国関連とエネルギー、経済関連があり、投資にも明るいようです。
かつて市長選や、下院議員に民主党候補で出馬してますが、落選。これを見ると政治的野心(やる気)はかなりあるんですね。

つい最近のナヴァロ氏に関する記事がいくつかありましたが、地政学的軍事面、地政学的経済面、どちらも専門家で興味深い記事はほとんど有料コンテンツになってます。それだけキーマンになってきている、ということでしょうね。

 

ナヴァロ・アジア戦略

あらためて「米中戦わば」(日本では2016出版)を読み直してみると(斜め読みしかしてなかったので)対中戦略のキモは台湾だと書いています。
ものすごくはしょってw書くと・・・戦略の骨子は

中国がアジアから手をひくことを条件に台湾が中国に帰属することを容認する。

この時点でのナヴァロ・アジア戦略の切り札は「台湾」です。ここで言うアジアとは南シナ海問題のことで、この地域における中国の侵出を止めさせることが主眼です。
中国にとっては、台湾を取り戻すことで国の権威を守る方が、南沙諸島で権益と国威を増強するより魅力的なはずだ、という見方をしているわけです。
米は台湾が中国に帰属することを容認する見返りに「取れるものを最大化しよう」と画策してるかも知れません。
こっちのカードは、南沙諸島問題での中国の歩み寄りをより手堅く得られるでしょうしね。
香港の騒ぎを見ても台湾は相当の抵抗をするでしょうから。香港以上に台湾は米の介入を熱望しそうです。それがなくなるという取引は中国にとって魅力的です。

南沙諸島周辺地図

そうなのかなぁ!?そろばんに強い中華思想がそう簡単にそろばん捨てるか・・・・

めまぐるしく変化するアジア状況

ところが、トランプ大統領になってから事態は急展開。
とんでもないサプライズ!
金正恩が突如として大きな駒になって来た。

この駒の方がもっと確実に対中国戦略に使え、米国にも旨味があるのでは・・・、となってるんじゃないですかねぇ。

更にこの記事を書いている数日の間に、さらに新たな展開になってきました。
なんとまさかの軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄。

これを機会に米は韓国の危うさを認識しはじめている。

韓国の扱い方次第で、中・露・北朝鮮にしてやられるリスクも見えてきた。
台湾カードも色あせて、中国が通商戦の劣勢から、一転、強気に転じる可能性が見えてきたのです。

軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄以降の米国内では、韓国を見直す声が高まっているようです。韓国の扱いが米国のリスクになりうる、という認識が出てきたんですね。
韓国の未熟な面が明らかになって、単純に同盟国と見なせない、となって来てるのではないでしょうか。
少なくとも文政権の見方は激変。具体的に、これまで「韓国」と言ってきたのが「文政権」と変化しています。

 

今がチャンスと動く中国・ロシアの思惑

中国通の遠藤誉さんが
>韓国のGSOMIA破棄は、習近平を中心とした「中露朝」のシナリオ通りに動いている。
と指摘しています。
中国は米の関税に対抗する手を必死に探っていて、日米韓のがたつきはもっとも喜ばしい材料で、北朝鮮は大きな駒です。
ロシアも日中韓のつながりががたつくのは自らの立場をより優位にできるチャンスですし、北朝鮮は経済的旨味が大きい。

したたかで抜け眼のないロシア、中国は文大統領の資質を米よりもシビアに見抜いて、文政権の間により優位な北朝鮮の位置付けを狙っていたんでしょうね。

遠藤誉女史のコラムから引用します。引用元 https://is.gd/2KrVHq

 

悲劇的なことに、実は中国も韓国を信用していない。それは親中の文在寅を信用していないというよりは、韓国という国家を信用していないと言った方が正確だろう。

 アメリカがTHAAD(終末高高度防衛)ミサイルを韓国に配備した時、中国はロッテ排除を始め激しい経済報復を韓国に与えた。そのころ頻繁に中国政府の元高官と「中国はどうするつもりか」に関してやり取りをしたのだが、その時の「韓国に対する嫌悪感」は尋常ではなかった。文在寅政権になって親中的姿勢に舵を切り始めたが、それでも「韓国のことは信用してない」と視点を変えなかった。

 ただ、あっちを向いたりこっちを向いたりする文在寅は、中国にとっては「コントロールしやすい」というだけであって、決して友好的なわけではない。信用はしていないが、しかし文在寅政権のママでいてほしいとは思っているだろう。かつてないほど意のままに動いてくれるからだ。     

 

ちょっと前になりますが、中ロ軍が竹島上空で韓国軍機にスクランブルされたことがありましたね。こういう動きが中国、ロシアが共通の目的で動いているとうかがえます。
対韓輸出規制の真実、背後に米の韓国切りの動き!?プライムニュース (2019-07-06 06:39:49)

この記事で書きましたが、米には韓国からの撤退という選択肢もあるようです。
(この記事の時点では「選択肢はあるものの、現実味は薄い」という空気でしたけど。)

 

GSOMIA破棄以降の動き

更にこの記事を書いている数日の間に、さらに新たな展開になってきました。
なんとまさかの文政権の「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」破棄。

軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄以降の米国内で韓国を見直す声が高まっているようです。

これを機に米は韓国の危うさを認識しはじめている。この国の未熟な面が明らかになって、単純に同盟国と見なせない、少なくとも文政権とは何も進められない。
となっているようです。

それどころか、韓国の扱い方次第で、中・露・北朝鮮にしてやられるリスクも見えてきた。
韓国の扱いが米国のリスクだという認識が出てきたんですね。

トランプ大統領がG7記者会見の席で
「文大統領は金正恩に舐められている。」
とはっきり言った、ちゅうじゃないか。
韓国で報道してへんのかいな。

26日のプライムニュースでも「GSOMIA“破棄” 強硬文政権への対応は」をやってましたね。

この番組、安倍政権が対韓国姿勢を一変させたことで、ゲストのお口のチャックがはずされて、本音がポンポン出るのでますます面白くなりましたね。
政権自体が韓国の扱いを180度転換したので、政府に配慮する必要がなくなった。政権に近いゲストも口がなめらかで、深刻なテーマではあるのに、すっかり野次馬的な雰囲気になっているのが面白い。

自衛隊の幹部で現在は民間のシンクタンクにいる方が数人、ゲスト出演してますが、この方達の話を聞いていると、その頭脳明晰・バランス感覚・端的で明快な説明振りなどがハイレベルで実に頼もしく感じます。

先に書いているナヴァロ大統領補佐官の以前のアジア戦略は大きく変更されているでしょう。

もはや台湾は最強の切り札ではなくなり、選択肢は複雑になっているし、文政権後の流動性も読まなくてはならない。
考えられるが実現の可能性は低い、と見られていた米軍の韓国撤退もないとは言えない状況。そうなると日本への影響は大きいですね。

「プライムニュース」では、9日に櫻井よしこさんが「離米・反日の文政権」をめっ切りしたようです。(笑)
動画は期限付き公開ですので早めに見てくださいね。

引っ越し作業で頭の中、混乱しまくりで書いてることがイマイチなのはご容赦ください。

 

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