
ニコラ・テスラは生前300件近くの特許を持っていましたが、いずれ実用化されると考えていたテクノロジーが、現代の私達に身近な製品となっています。もし、テスラが正当に評価されていたら、もっとはやくに実現できただろうと思います。
テスラがそれらについて語ったことを読むと、単に科学技術の範疇ではなく、どの技術についてもそもそもの宇宙原理というか、自然の摂理に基づく発想であることに驚きます。科学分野では高く評価されていますが、ワタシ的にはその思索の深さや直観していた概念、世界観というものに感銘を受けます。
テスラが予測したテクノロジー
スマートフォン
テスラは、ビデオと電話の技術を統合し、インターネットによく似たネットワーク上で動作する無線機器を構想しました。

無線が完全に応用されると、地球全体が巨大な脳に変貌します。実際、地球はまさにその通りです。
万物は実在するリズミカルな全体の粒子なのです。私たちは距離に関係なく、瞬時にコミュニケーションをとることができるようになります。それだけでなく、テレビや電話を通して、何千マイルも離れていても、まるで顔を合わせているかのように、お互いの姿や声を完璧に見聞きできるようになります。
そして、それを可能にする機器は、現在の電話と比べると驚くほどシンプルなものになるでしょう。誰でもベストのポケットに入れて持ち運べるようになるのです。
※アンダーラインはワタシ的感銘部分です。
Wi-Fi/スマート家電
無線技術に深くこだわっていた人物が、Wi-Fiと無線デバイスの未来を次のように予見できたのは当然ですね。

現在の無線受信装置は、はるかにシンプルな機器に置き換えられるでしょう。雑音やあらゆる干渉が排除され、無数の送信機と受信機が干渉なく動作できるようになります。日刊紙が夜間に家庭内で「ワイヤレス」で印刷されるようになる可能性は十分にあります。暖房、照明、家電製品のメンテナンスといった家事管理は、ワイヤレス電力の恩恵によってあらゆる労力から解放されるでしょう。
自動運転車

私は1898年に、大手製造会社の代表者たちに「判断に基づく様々な操作」を自動で行う自動車の製作と公開を提案しました。
思考カメラ

思考の中で形成された明確な像は、反射作用によって網膜上に対応する像を生み出し、適切な装置で読み取ることができるはずだと確信しました。
エネルギーのワイヤレス伝送
テスラが生涯をかけて取り組んだのは、長距離間エネルギーのワイヤレス伝送でした。※全記事で取り上げたテスラタワーです。

おそらく無線エネルギーの最も価値ある応用は、飛行機械の推進力となるだろう。これらは燃料に左右されない距離を飛行できる。国境はほぼ消滅し、地球に住む様々な人種の統一と調和のとれた共存に向けた大きな一歩が踏み出されるだろう。
この応用電気の新技術が、ほかのどんな科学的発見よりも人類に大きな利益をもたらすだろう。
遠隔操作/ドローン技術
テスラは1898年、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催された電気博覧会で遠隔操作ボートの実演を行いました。アンテナを備えた全長4フィートのボートは、小さな水たまりを周回し、ライトを点滅させ、まるで魔法のようでした。軍関係者はこのボートを魚雷として活用する可能性を見出し、テスラは遠隔操作機械の様々な用途を考案しました。軍隊はミサイルからドローンに至るまで、長距離兵器を多用してきました。
と、知れば知るほどテスラの発明が軍産共同体にとって決して外に出してはならない機密になったことが理解できます。「粒子ビーム兵器」が現在ではどこまでの威力を持つものになっているか、ド素人にも容易に想像できるじゃないですか。
今更、爆発物で戦っているはずがないですw コストが掛からず、技術差があり、管理しやすく、しかも戦後処理も楽。そんな素晴らしいテクノロジーがあるのに。











