兵庫県知事パワハラ騒動の構図|ワクチンと同じ、すぐ目にする情報こそ怪しい。

このところのXは斎藤元兵庫県知事の話題で非常に面白いです。地元民の情報をつなぎ合わせると面白い謎解きになります。※文末に最新情報つけます。

私も、この件が報じられた当初は「またしても学歴優秀ではあるが未成熟な承認欲求の強い人物が出て来たのか」と思っていました。
伝えられるネタはパワハラよりも、細かい状況説明がついた”おねだり”ネタで、これには呆れていましたよ。ここまで浅ましい人物がいるのか。裕福な家庭の育ちなのに?家業が傾いて性格がかわったのかしら?・・・とか、ね。

しかし、全てのメディアが一斉に斎藤元知事をたたく。しかも、ネタは同じでその真偽を追跡取材していない。何度も同じネタを取り上げて、コメンテーターを取り替えて、違う言葉で叩きまくる。これ。妙です。

何なんだかなぁ・・・。
一斉におなじ方向の話しか出てこないのはおかしい。
何でもかんでもみんなで叩くってのがおかしい。
松田聖子いじめ、みたいだなー。

と感じ始めました。一方で、当の本人は報道されることについて一切弁明せず、意地の悪い質問にも、的確な言葉を探して丁寧に答えている。表情は?と観察すると、眼が泳がない。質問に対して表情を変えることがなく極めて冷静。声のトーンも変わらず、言葉も丁寧。

この方、ひょっとしたら、なかなかの方なのかもしれない。
なんか裏がありそうだなぁ。
何なんだろう…?

 

これに答えるかのようにXに次々と報道されないことが出てきました。地元だから知り得るリアルな情報です。具体的に体験したエピソードとか、裏付けとなる資料などの画像付きもあります。

兵庫県は全国でもビリから数えられるくらいの貧乏県なのだとか。なのに役人の給料は高い。1000億予算で新庁舎建設計画も進行している。その財政建て直しの為に斎藤元知事は就任後すぐに自分の給料をカット。新庁舎計画も見直し。県庁職員OBの天下り後の給与制限を見直す・・・、一方で、県立大学の授業料無償化、など公約に基づく政策を推進中だったようです。公約の着手率98%です。

どの政策をとっても県民にとっては非常に望ましいが、これまで甘い汁を吸っていた面々には許しがたい変更です。つまり、周りは敵対勢力だらけだったわけです。

事実関係ですが、パワハラでは本人も認めたのが「ポストイット(付箋)をパーテーションに投げつけた。」案件くらいで、特定個人が死に追い込まれるほど常態化したものはなかった。
そもそも、ことの発端となり百条委員会直前に亡くなった元県西播磨県民局長の勤務先は県庁から離れており、斎藤元知事と接触する機会は非常に少ない。※スクショしてませんが電車の駅で数駅離れています。
百条委員会でもパワハラと見られる事案はなかった、と結論付けています。

おねだりについては、個人が相手の企業や団体に問い合わせるなどして先方が否定している物が多いことがわかっています。そのことをHPに記載している企業もあるようです。元知事が受領を認めたものがありますがおねだりではなかった。

先日、YouTubeのReHacQ(リハック)というチャンネルに斎藤元知事が出演してインタビューを受けていました。該当動画
このチャンネルは東テレのプロデューサーだった高橋弘樹氏が2023/3月に立ち上げました。これまで話題の人物を取り上げており、非常に巧みな問いかけで相手の人となりを詳らかにしています。この高橋氏、なかなかの懐の深さです。メディアの一辺倒な評価を覆すケースも多々あり、登録者数も半端ないですね。

ものしりウサ君

高橋氏が手掛けた番組は
「家、ついてっていいですか」「世界ナゼそこに日本人?知られざる波乱万丈伝」
どちらも魅力ある市井の人達を紹介しているよね。
人となりを引き出す能力に長けているんだな。

 

斎藤元知事インタビュー後に百条委員会委員長もインタビューしてますね。

この動画で斎藤元知事の人柄がよくわかりました。決して人を悪く言わない、どんな質問にも冷静で、文言をよく吟味して答えています。相当の知力胆力の持ち主かと思います。亡くなった局長を悪く言いたくないので、言葉を控えていることもきちんと説明してます。

X民の情報をまとめると、元県西播磨県民局長の公用PCには問題のあるものがたくさんあった。
小説を書いていたり、職務以外の個人間のメールもかなり問題があり、エロ画像も。
PCを公開されると局長の人格が詳らかになるような内容で、斎藤元知事はそれを思ってこの件には口を閉ざしているようです。(インタビューでもそう言ってる)
しかし、中身を知っている人がいて、斎藤元知事追求の立場ではこれが公開されるとパワハラ知事でっち上げストーリーが壊れるから「個人情報が含まれるから公開すべきではない。」と言ってるようですね。そもそもが県の備品なのでプライベートなことがあるのがおかしい。
百条委員会出席について本人(局長)は前向きで張り切っているようにすら見えたそうですが、直前になって自死された。
何があって急に気持ちに変化が生じたのか?

原因は百条委員会でのPC公開が避けられないと知ったから。
「公開は避けねばならない。公開を拒否することは出来ないのか?」と弁護士に依頼したそうですが、「拒否する法的根拠がない。不可能だ。」と言われたことが直接の原因、とみなすポストがありました。複数。
自分のことが(関係者の存在も含めて)洗い出されてしまうだけでなく、これまで私的に関与していた人物も特定されてしまうからでしょう。そこからの圧力もあった可能性もあります。

パワハラで亡くなった、とストーリーだてられている、もうひとりの人物は(斎藤元知事が話しているように、この方は知事が直接指示を与える役職ではなかった。)逆にこの局長の嫌がらせで精神を病んで死に至られたようです。この間の事実に基づいて局長は処分されています。処分に異議申し立てしていないので、本人も事実を認めたわけですね。今回の斎藤元知事のパワハラネタ配布が処分の対象ではなく、この亡くなった方への局長自身のパワハラが処分対象だったのですね。

この嫌がらせの背景は、この方と関係が悪かった人(女性)が、懇意にしていた局長に促したたようです。PCに残っているメールから、この人物と局長の不倫も伺い知れるようです。さらには、斎藤元知事の政策で今後の収入が減る県庁職員OBがこの女性役人にクーデターを吹き込んだ→局長に具体的動きを指示というX民のヨミも多いです。

まぁ、ざっとこんな流れのようですね。OBの後ろには20年間県政を牛耳ってきた前知事、その出身母体の総務省関係者もいるのではないか、いや、これが一番じゃないか。という声しきりです。

事情通ウサ君

2021年に就任直後の斎藤知事の提案により、知事の給与を30%カットし
かつ、退職手当を「条例1」での算定額から50%カットする内容を含む「条例2」が成立した。
井戸前知事の受け取った退職金は総額約2億714万円に上るんだよ。

 

兵庫県は地震の復興事業で随分アレコレの利権があり、そこから税金を吸い取った悪い役人や企業はあまたあったようですね。なにせ、半世紀以上に長きに渡り、総務省役人の天下り的知事が続いているんですよね。斎藤元知事もそうでしたから、自民党、維新も後押ししたのでしょう。どちらも利権に絡む連中です。

 

Xでは斎藤元知事が毎日駅立ちしている画像を見ますが、お辞儀がきれいで、歩み寄る人に対応する所作もきれいです。近くに斎藤元知事が来ていると聞きつけた100歳のおはあさんが駆けつけた時の動画では、斎藤元知事の人柄がよくわかります。この動画を撮影した方は兵庫県民じゃないけど義憤にかられて活動している方です。※転載許可いただきました。

しかし、一方で「婆さんを使ってまで自作自演かよ。」などという口汚いポストも出てましたね。Xでコメントを読むと面白いですね。

 

どんな情報も受け取るアンテナの感度次第ですね。
ともあれ、ワクチンに続き、メディアが一斉に一つの方向だけをしつこいくらい何度も流すのは「逆こそ真なり」と今回もつくづく思うことです。
自分なりの情報収集をして”こと”を見極める習慣が必要です。

補 足

最新情報10/10
稲村和美氏は元尼崎市長。兵庫県知事選挙の立候補者。

ダイヤモンド・オンラインで取り上げています。9/19記事

兵庫・斎藤知事に“正義のヒーロー”説が急浮上、「どうせネットのデマ」と言い切れないワケ

 

 

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