先日のネドじゅんさん記事で「縄文」というタイトルの一発描き漫画シリーズについて書きました。※こちらのネドじゅんさんnoteで見ることができます。
なかなか面白いシリーズで短いテキストと一枚の絵だけですが、示唆するものは深いです。ワタシ的にこのタイトルが「縄文」というのがいかにも唐突に感じられて「なぜだろう?」と怪訝に思いました。縄文を検索してみたら、今、縄文が注目されているようですね。
ワタシ、縄文時代についてはまったく知識がありません。そもそも歴史に興味がないので中高の授業で習ったレベルです。時事問題で歴史的に振り返る必要があることを検索することはありますが、縄文まで遡ったことがない。「縄文時代=縄模様の土器」レベルです。
改めて調べると縄文時代は1万2千年くらい続いたが、その間、戦争がなかったらしいです。それは発掘されたもののなかに武器がまったくなく、見つかった人骨には傷が極端に少ないことから推測されているようです。
又、竪穴住居の跡を調べると、同じような住居が並列に配置されており、身分の差や支配構造はなかったのではないか、と推測されています。
高倉式の倉庫などが整っていて、食料の保存がなされ奪い合いなどがなかったようだ、とも推測されています。
などなど、色々検索した中で興味深い動画を見つけました。
自称・ペンキ画家ショーゲンさんという方の動画です。
ショーゲンさんはアフリカのティンガティンガという絵に惹かれて、自分もこの絵を描きたいとタンザニアに行きました。ティンガティンガは私も大好きです。何年前だったか、ちょっとしたブームになりましたよね。素朴で力強い絵で生命力が溢れています。
こちらで販売しています。▶バラカ日本プロジェクト
ティンガティンガ・アートは、1960年代末、タンザニアで発祥した絵画スタイルだよ。ティンガティンガという名称は、創始者の名前 に由来しているよ。Edward Saidi Tingatingaさん。
たった6色のペンキを使って、サバンナの動物や豊かな自然、人々の暮らしを、色鮮やかに描いている。
アフリカを代表する現代アートだね。
ショーゲンさんが訪れたタンザニアのブンジュ村での体験が非常に面白い。ブンジュ村の村長の祖父はシャーマンでしたが、夢で日本人にいろんなことを教えてもらったそうです。その日本人は竪穴住居に住み、縄模様の土器を使っていた・・・ということからショーゲンさんはそれは縄文時代の人たちだと判断したそうです。
夢の中で人はどのような暮らしをすべきか、色々教えてくれたそうで、それは現代の日本人とはまったく違う価値観です。
1万5千年もの間戦争がなかったのですから、人々は穏やかで安心して暮らしていたでしょうね。当然今の我々には思いもよらない暮らしぶりだったことでしょう。
具体的な話はショーゲンさんの動画をみてください。たまたま共著で著書が出版されたばかりです。その書籍でブンジュ村のこと、村長が伝えてくれたことが話されています。
ちなみにこの本は10月21日発売でしたが、発売と同時に売り切れで、30日に増刷されるもこれ又売り切れ。11月1日に増刷されましたが、これ又売り切れ。アコギな転売ヤーがプレミアで売り出しています(>_<)
ワタシ的には書名が引っかかるのでw珍しく注文見送り中です(>_<)
YouTubeにたくさんの動画があります。動画をみるとショーゲンさんはなかなかの好青年ですね。一度ご覧になってみてください。
たまたま見た動画ではこんなお話でした。ショーゲンさんがたまたま体育座りをしていたら村長さんに厳しく叱られたそうです。
その座り方はいけないよ。
それだと背が丸くなって寂しい気持ちになるんだよ。
膝を抱えると自分を否定的に見る様になる。
地面に接する面積が極端に少ないから。
正しい座り方は、あぐらか正座だよ。
これだとしっかり地面につながって自分を肯定的に見ることが出来るのだよ。
今の日本人はそんな事も知らないのか・・・。
戦争に負けてそれまでの日本の良さを否定されているけど
こんな細かいところまでやられているんだね。