夏頃でしたか、Amazonで人気の本を見ました。このユルイ表紙なんですが、プレミア価格で5,000円くらいなんですよ。今年3月に出版されて半年もたたないのに売り切れ。その間だけでもレビュー数がすごい。(現在で約3,600ですが、気づいたときでも2,000くらいはあった気がします。)印刷媒体の前にKindleで出していたのでその時からのレビュー数かもしれませんが、それにしてもすごい数字です。
その頃、Amazonを見ていたら、普通の主婦が目覚めて(超能力とかが)インスピレーションを得たり、夢でこの世の仕組みを知った等、それらをまとめたというスピリチュアル系書籍がいくつか出版されていることに気づいたんですよね。面白い現象だな、と。たいてい幼稚なイラストが表紙になっていますから内容は知れるのですがw
その中にネドじゅんさんの本もありました。なので、これもその流れなのかな~、と思ったのですが、イラストのレベルとタイトルに「右脳と左脳」とあるのが気になりました。で、レビューを読んで見たらこれまでになかった視点のようです。
「右脳は宇宙意識にダイレクトにアクセスする。」というジル・テイラー博士の言っていることに近いのかも、と思いました。
しかしプレミア価格で買うほどでもないし、Kindleも面倒だし・・・、と思ってていたら数週間後には重版が発売になるとわかり、待っている間に検索したら、noteやTwitterでも情報発信されていました。noteにはなかなか面白い記事があって、たしかにこれまでにない視点、アプローチでスピリチュアルを語っています。
→ ネドじゅんさんnote
noteの内容は多岐です。あれこれ閃くことが多いらしく、それぞれをシリーズにしています。(中には宇宙人にインスパイアされたシリーズもあります。)
本が爆発的に売れて、あちこち講演も多くなってオンラインでの発信に手が回らない様子で、noteもランダムな感じで、全体を俯瞰するのが難しい・・・。しかし全体を捉えなくても、シリーズだけ、あるいはシリーズの中の一項目だけでも「!」なことが見つかります。
私が始めに気に入ったのがこの一枚。※無断拝借です(>_<)
これは「自分」ができていく旅を解説したシリーズです。解説の視点が斬新でわかりやすい。50枚弱のカードになっていて、宇宙意識そのものだった私が「個の存在・私」に変容していく段階を解説しています。(まだはじめ部分しか見ていないのですが…)
興味深いのは、順を追ってシリーズが出来上がっているのではなく、途中が飛んでいたりする。ネドさん、始めにきちんと構想を練って細部を詰める、という作業をしているらしい。
私を分割すると脳が見える。オカンメソッド【わたし分割体験】|ネドじゅん @nedojun3nou #note https://t.co/W9I5RN5VES
— citta (@UgvvKhc8d2qGSWs) October 20, 2023
最近Twitterでも公開しているシリーズ「縄文」というのが、これまたかなり面白いですよ。縄文というタイトルの意味が分からなかったのですが、タイミングよく全く別の人が「縄文時代にはこの世とあの世を自由に行き来していた。」と投稿したので、合点しました。この流れ、タイミングの良さ♫
このシリーズでも「人が全体意識から個になって、また元に戻る過程」を扱っているようです。(三脳研究所という有料のオンラインサロンでは完結したようですが、無料配信はまだ始まったばかりなので)
2023/9/9、わたしの脳に書き込まれた出所不明の物語。
タイトル「縄文」。
いっぱつ描きのまんがです。
長いです。※三脳研では118枚目で完結済
毎日2枚ずつ貼らせていただきます。
気長にご覧ください。 pic.twitter.com/hkLc2cjXoa— ネドじゅん (@nedojun3nou) October 15, 2023
ネドじゅんさんの一番の強みは「言葉が少ない」ことですね。
なんでもそうかも知れませんが、特に人それぞれに言葉に寄せるものが違うジャンルでは言葉が多いほど本質から離れますよね。書いてる本人も本質をがっちり掴んでいないから言葉が増えるのですし。
ネドさんがこれまでになかったタイプだ、と思うのは最低限の言葉で、時間をかけず一瞬で「概念そのもの」が伝わるように心がけていらっしゃるところです。ご自身で仰ってるわけではなく、ワタシ的にそうだろうな、と感じています。
イラストレータなのでイラストをうまく使って、それに数少ない言葉を添える形で表現されています。本人がイメージを表現しているので端的に伝わります。イラストレータの強みですね。これもこれまでに居なかったタイプ。見える化の達人w
イメージ画像と最低限のテキストなので、伝えたいことが(受け取る人の引き出しに応じて)伝わります。これだけでは伝わらないだろう、と補足する文言がないので、その時伝わるものが伝わるだけです。
同じ人でも言葉に触れるタイミングの違いによって伝わるものが異なることもあるでしょう。「伝える」というより「気づき」を起こすことに注力しているようです。
ネドじゅんさんの話に戻りますが、本人はあまり語ってないようですが、精神世界的なことにかなり深く関わってきたようです。瞑想を始め、あれこれセミナーなどの体験を重ねてこられたようで、「どのように説明すれば本質を伝えられるか?」という視点がしっかりしている印象です。うまいんですよ、その説明が。
気が向いたらnoteを探索してみてください。
ちなみに書籍は一読してヤフオクで売りました(笑)本はハウツウになっていて瞑想や呼吸の仕方について書かれています。自分はそのあたりは自分なりのものがあるので必要なかったので。有料サロンではそういうのを細かくレクチャーしてるようですが、参加者同士のやり取りも出来るようになってました。←これが?でした。noteよりさらに迷路状態で一ヶ月課金で退散しました。
大阪出身、昭和40年代生まれのオカン。イラストレーション、広告デザイン、出版編集、イベント企画などの職を経て、人の輪と、ものづくりが大好きになる。2016年のある日、突然脳内から思考の声が消え、意識の変容が起こる。以降、右脳中心の意識状態となり、直観や「つながり合う大きな無意識」からの情報を受け取って発信している。オンラインで脳と意識の自主研究活動を行う「三脳バランス研究所」所長。