「遠隔透視リモート・ビューイングセミナー」体験あるんですよ
このところ「サイキッカーの見た未来」記事をいくつかアップしました。psychicサイキック=超能力です。
未来予知は生まれつきできる人だけでなく、訓練で身につけられます。宗教の修行で会得している人もいますが、スタンフォード研究所と軍が共同研究して体系化されたメソッドがあります。1980年代からリモートビューイングを使った部隊が存在していましたが軍事機密でした。これが公文書公開法により公開されてからアメリカではセミナーも普通に開催されているようです。
40代の頃に「遠隔透視捜査官マクモニーグル」が話題になって遠隔透視(リモート・ビューイング)が知られるようになりました。これで遠隔透視に興味が湧いて、遠隔透視能力開発セミナーに参加したことを思い出しました。
主催したのは「都市伝説」番組によく登場するエハン・デラヴィさん。この方、よく名前を変えるのですが、今はなんと名乗っているのかな!?
エハンさんはケルト人で若い時弓道をやるために来日。その後、鍼灸の免許も取得したという努力家です。外人が鍼灸師資格を取得するのは大変だと思います。ちょっと山師っぽさが臭うんだけど(>_<)なかなかおちゃめな人でした。
彼がアメリカで受講した「リモート・ビューイングセミナー」をシンプルにアレンジしたメソッドで、遠隔透視ってどんな感じ!?という人向けのごく初歩的内容でした。
どんなことをしたかというと・・・
まず脳の働きを止めることをします。思考を頼りにすることを遮断します。
そのやり方は、白紙にランダムな線を描いて、その線上にポイントを付けて思いついた言葉を書いていきます。
エハンさんが「はいっ、次」と矢継ぎ早に急かすのでどんどん頭がパニックになります。思いつく言葉が見つからないのに「はいっ、次っ」となりますから。とにかくなんでもいいから思いついた単語、フレーズなりを書きとめていきます。
記憶が曖昧ですが、はじめは関連する単語が続きますが、そのうちランダムになり脈絡がなくなります。これを数分やると疲れ果てて何も考えられない状態になります。
そこから、リモートビューイングを始めます。
始めは決めたテーマをもとにターゲットに近づくように誘導する質問がされます。なにか見えるか?なにか気づくことがあるか?などと・・・・。慣れてきたら受講者同士がペアになって、質問者とビューワーになって同じことをしますが、誘導ができないように質問者にもターゲットが知らされずに行います。
日常とはまるで違うことするのですごく疲れたことを覚えています。やったことはごく初歩的で、メソッドのもとになる概念などは説明されませんでしたが、リモート・ビューイングは量子理論で説明できるのだろうな、と思いました。
(量子の本は何冊かトライしましたが、算数弱いから読み通せなかった。最近では「文系にもわかりやすく」というアプローチの解説が増えてきたので、なんとか概念的にはわかったような・・・w)
ま、そこまで難しく考えずとも、脳を使わずに何かに感応する能力を使う、ということはわかりました。
受講者は5人位でしたが、他の人と比べて自分には適正がないことがよくわかりました。参加者それぞれに感応の仕方に特徴がありました。視覚的なことに感応するとか、雰囲気に感応するとか。
ワタシの場合、感情、情念、さらには触感などの感応がつよく客観的ではなかったのです。ある感情に感応すると、同じ感情のものに感応してしまい、ターゲットからハズレてしまうのです。
「ジャンヌ・ダルクの処刑」というターゲットのときはビューイングを完全に拒否してしまいました。自分としてはまったくその認識がなかったのですが、質問者役のエハンさんが「だめだね。完全に拒否している。」と。
リモート・ビューワーとしては情緒的感応なしに視覚的に感応するのが望ましいです。客観性が保たれるので。触感も主観的すぎて情報としては全体像の把握には必須とはいえず、逆に邪魔になります。
世間の空気に気分が左右されやすい、というのもこういうことからか、と思いました。
専門的に段階を踏んで訓練すれば、適正のある人はかなりのレベルになると思いました。生まれつき能力のある人よりも訓練した人のほうがバイヤスが少なく客観性があるのでは、と思います。
また、五感を通した認知は一部でしかなく、必ずしも全体像を歪めることなく得られてもいない、ということを実感しました。脳の認知は全面的に信頼できるものではない、という感触を得たことは有意義な体験でした。

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