もともとあれこれ作ることが好きなのです。木工にもずっと興味がありまして道具さえ揃えればやりたいと思っていました。しかし、あれこれ揃えても1、2回しか使わないだろうから何万もする道具は買えずじまいでした。
しかし、この中古住宅を手に入れるとなると、そこそこ使う頻度もありそうだし、その後誰かに引き渡すものでもなし。あとはどうなってかまやしませんから、存分にやってみよう、と結論しました。
YouTubeで古家を自分でリノベーションする動画がたくさんあり、物件探しの段階から散々見てきました。そこで必要な電動工具の目星も付き、インパクトドライバー、サンダー(サンドペーパーかけ)を買いました。電動ドライバーはすでに持っていましたが、パワー不足かもと思って。切る道具だけは買っていません。ちょっと危険な気がして。一応「電動のこぎり」ってのは持っています。(4回しか使ってない)
いろんな電動工具の使い方動画を見てると、魔法のように何でもできそうな気がします。
しかーし!
そう、甘くはないのでした!
買った物件はカーテンつけたままで引き取りました。カーテンのセンスが自分のセンスに近くてなかなか素敵な生地ですが、カーテンレールがまったく趣味に合いませんっ。(そこそこ分厚くて今の季節には暑苦しいので取り外しています)
リングカーテンというのかしら、カントリーっぽいやつ。こういうのが好きな人がいるのは知ってます。
私はカーテン自体が嫌いなのでレースのカーテンも取り払って、ブラインドに変える予定です。このカーテンレールを外したら跡が残ってるのかなぁあ・・・などと考えながら眺めていて思いつきました。
うほっ!!!
これをクローゼットの洋服掛けにすればええんでないかいっ!!!
クローゼットは二間幅がふたつつながっているのですが、ハンガーバー(というのかしら?)は片方しかないのです。現状、ギッチギッチのぎゅう詰め状態です。
なので、左のクローゼットに市販の「ステンレスパイプと取り付け器具セット」を購入予定でしたが、とりつけられる幅が市販サイズと合わなかった。市販のものは182cm規格ですが、取り付けられる長さは177cm!
ステンレスパイプのカットは無理ですから、182cmの下の規格にするか、どうしたものか?と思っていたのです。
このカーテンレールは木製ですから、なんぼでもカットできますっ。楽勝ですっ♪
我ながらこの素敵な思いつきに惚れ惚れしますw
で、張り切って作業開始。
ところが・・・ネジまでのあいだに出っ張り部分があるためにドライバーが使えないのです。
白囲み部分です。
手持ちのビスはどれもせいぜい50ミリの長さ。これではだめで、長いビスをつけないと無理。必要な長さは150ミリ。以前もよくこのトラブルがあり、そのときは手回しドライバでつけていました。試しにやってみたら、つける板が固くて歯が立ちません。やむなく、アマゾン頼み。
翌日には届いたので、早速トライ。ウンウン、なんとかなりましたわ。
こちらのクローゼットは上下半分に仕切られているので、短い丈のジャケット類を掛けることにしました。ちょっと知恵が働いて、幅いっぱいに取り付けず左右に出っ張りを残した付け方にしておきました。こうすれば、袋物などを引っ掛けることができます。
そう、この下に敷いている壁紙もトラブって。前の団地のリフォームのときに使った壁紙の残りを使ったのですが、なんとこれ、糊付きじゃなかった。アラビア糊を水で伸ばして使いましたが、足りなかったので手前しかきっちり貼り付けられませんでしたわ。
まぁしかし、とりあえずは格好がつきました。
しかし、やってみてわかることですが、電動工具を駆使してのDIYといっても体力は必要です。このバーを取り付けるのもバー自体を支えながらの作業で、一人でやるのは大変でした。あれこれ知恵を絞ってクリアしました。こういう創意工夫がDIYの面白みでもあるのでしょうね。
このところ腕を上げている姿勢が多く、かなり疲れてきましたわ。毎朝、張り切って作業開始するものの、根を上げるまでの時間が短くなっています(>_<)
既製品のあるものはそれを使ったり、業者に依頼できることは依頼したりしようと思います。
前の家が予測していたより高く売れたので、予算もだいぶ楽になりましたしね。契約も当初、30日ということでしたが、20日になりました。クレカの支払いに間に合うのでラッキーです。