
宮崎県運営(おそらく)の「宮崎ひなた暮らしUIJターンセンター」に会員登録すると、提携企業のサービスが受けられるそうで、レンタカー、九州電力、不動産屋、免許教習所などがあり、引っ越し業者もあります。「引越しのサカイ」は20%オフ、「アート引越センター」は30%オフです。これはかなりでかい。早速会員登録しました。
すると、親切な挨拶、今後の相談窓口案内の他に、絞り込んだ候補地の自治体作成のパンフレットなどが届きました。
高原町に絞っていたので、高原町のものだけでしたが、それでも複数の小冊子がありましたよ。それもテイストを変えてニュアンスの異なる仕立てにしてあって、世代・性別・移住の目的などの違いがあっても、どれかがハートに食い込むような効果を狙っているようです。
私にはそのどれもがハートに響きました。中でもこれには、参りましたねぇ。
「五感で暮らそう」というのは、私の移住の目的そのものですもの。このパンフレットは見開き新聞紙サイズで折りたたんだ一面ごとに移住した方々の声が掲載されています。しっかり読んで折りたたもうとしたら裏面もあることに気が付きました。そして、その裏面!!!
画像は朝焼けでしょうか。これから素晴らしいことがおきそう、というやわらかな気配があります。そして、このコピーの文面にはノックアウトされました。
ここにかかれているのは、そのまま自分の心にあることなんですもの。あまりの一致に驚いて息が詰まりましたわ。
なんてこと!!!
これは、もう
この地に招いてもらっているとしか思えない・・・
普通に考えて、おそらく、この企画を請け負った広告代理店の仕事でしょうね。高原町にしばらく滞在して取材し、この文章を綴ったのだろうと推察します。
これを書いた人は自分自身が感じ考えた以上のことを伝えていることに気づいたかしら。何かが書き手を介して伝えているのか、とおもえたりします。
想像が生まれ、暮らしは冒険になり*世界はどんどん拡がっていく
そして、大切な何かと出会える・・・
ここに書かれていることが、私がこれからやりたいこと、予感していることなんですよ。私にとって、この*世界というのは現実世界のことだけではなく、もっと包括的に自分を取り巻いている領域です。「大切ななにか」に出会えると思うとクラクラしてきました。
補 足
感動したので高原町役場の担当の方にメールしたら、数年前に移住した方が書かれた文章だそうです。なるほど。
移住したものにしか気づかない
感じられないことだものねぇ
パンフレットで知ったのですが、自分がマークしている「空き家物件」から歩いていける距離に有名な湧水のある神社があると知りました。九州でも有名な名水だとか。
又、星空も蛍の名所もあります。
小林市は移住促進コンテンツでも観光名所を強く打ち出しているのに比べ、隣の高原町は移住にフォーカスしているため、一般受けする観光地案内の色合いが薄い。なので気が付きませんでした。パンフレットに「街歩き」地図があり、そこで気が付きました。
地域で重宝されて生活に欠かせない水になっているようです。
画像は移住後民泊を営まれている「ゲストハウスながた」さんからお借りしました。