日本の原風景を残している霧島山麓・高原町は「消滅可能性都市」|移住先候補

鹿児島移住計画は、呆れるほどの熱量で情報収集しています。なにか思いつき、決めるとそこからの行動力は加齢など関係ないですね。妙に感心しています。

おっちゃん(心の声)

人間、本性は変えられん。
そういうこっちゃで(笑)

 

自治体が開設している「移住推進サイト」をくまなく見、「空き家バンク」の登録物件の間取り図まで、鳥の目・アリの目で見ています。

情報収集の初期には雑多に眺め回すことで、まだ自分の意識にはっきりしていなかったことを浮かび上がらせることが出来ます。

アレコレ眺めていて、どうやら自分は鹿児島、というより霧島周辺が気になるらしい、と気づきました。大雑把に霧島を取り巻く地域の左下が鹿児島県、右上が宮崎県になります。

この地図にある鹿児島県の周辺自治体のサイトを見て回りましたが、いまいち、グサッとこない。

盛り上がった「移住気分」が「移住意図」に切り替わるきっかけになったのは「湧水町」でしたが、Google航空画像を見てガックリしました。

中心地域を離れると、ゴルフ場と太陽光発電事業で埋め尽くされているんですよ。
空き家バンクの物件にもゴルフ場近くに造成されたリゾート用地・別荘の物件が多い。なんというのか知りませんが、広い造成地域を区画に区切り、戸建てが建てられています。管理会社があって年間管理費や温泉地では温泉使用権が付随していたりします。

湧水町の南に位置する霧島市(鹿児島空港がある)でも同じ感じです。まぁ、土地の有効活用など、昨今の行政の方向性から「こうなるんだろうなぁ」とは思いますが。
宮崎県側にはゴルフ場・太陽光発電事業はさほど見えません。酪農を産業の中心に据えている宮崎県の姿勢からそうなっているのかしら・・・。

ちなみに下は立体地図です。これを見るとはっきりしますね。宮崎県側は平地ですが、鹿児島県側は山なみだから酪農とかできないのでしょうね。

 

 

そういうことか、と納得して自分にとっては鬼門の宮崎側も見ることにしました。
20年前、親・兄弟のいる宮崎市に引っ越したのですが到着後一夜で頓挫。これで物心両方で多くが瓦解。つい最近までトラウマを抱えてきました。なので鬼門です。

鬼門は「宮崎市」だからね・・・
ここから離れてればいいんじゃないのかな・・・

県の移住推進課の仕事なのか、えびの市、都城市、小林市の自治体サイトに共通した(鹿児島県とは若干印象の異なる)空気感があります。
良く言えばのどか感、辛辣に言えばなにげに不足感があります。
う~ん。なんか違和感あるかも・・・。切り取り方がなんだかな・・・。などと感じつつあれこれ見ていて、これ! 小林市の空き家バンク物件です。

 

 

賃貸ならいざしらず。売るのにこんな制約つけてるなんてなんなんですかね。小林市空き家物件には他にも「四人家族限定」というのもあったんですよ。ヘッ!

 

心の声

やっぱ、宮崎人は了見の狭い田舎モンだわい。

 

やはり、鹿児島県側でじっくり探していくか・・・。と思いました。ふと、小林市と都城市に挟まれた小さな地域に気づきました。

「高原町」。まだここをみてなかった。市ではなく町です。高原は”たかはる”と読みます。宮崎だけでなく鹿児島でも”原”を”はる・ばる”と読む事が多いですね。

 

そう言えば、〇〇郡とかいうのはなくなったんかぁ~!?

地方では町村が合併したり、近くの大きな市に吸収されて、昔のような〇〇郡というのがなくなってるんですね。そんななか、吸収されずに残った町がいくつかある。高原町もフルネームは宮崎県西諸県(にしもろかた)郡高原町です。西諸県郡には他に三股町があり、こちらの方が人口も面積も上回ります。人口が減り続けると周辺自治体に吸収される懸念を抱えているのでしょうか?

上の立体地図の右端に「御池」という池がありますが、この池の北半分は高原町の南端に位置します。南半分は都城市です。

 

 

高原町サイトはこれまで見た中でダントツの出来です。非常に完成度・ユーザービリティが高く、それなのに親しみやすい。なかなかの仕事をしています。

まず、町のイメージ動画を作っています。これは7年前に作ったようです。相当な予算額をふんだくられたのではないか、というプロの仕事。これで町の移住受け入れ意欲が伝わります。内容はあざとい視点が全く無いです。素がいいから演出なしに作られるw 制作は楽な仕事だったことでしょうw

移住者の声(かなり長文で深い内容)が「フリーライフたかはる(はてなブログ)」に開設されています。これまで見た自治体でも「移住者の声」は紹介されていますが、ここまでやっている自治体はなかったです。

しかし、ここまで気合い入れた割には余り功を奏していないようです。人口は減り続けており、令和6年1月の人口は8,082人 3,629世帯です。

日本の「消滅可能性都市」を紹介し応援するチャンネル”Pieces”に取り上げられてしまっています。次の動画はこの”Pieces”制作のものです。

今回は「神武の里」宮崎県高原町に行ってきました。
古事記や日本書紀にある天孫降臨伝説の神話のふる里として知られており、町には多くの歴史を感じる神社があります。また、町のどこからでも高千穂峰を見渡すことができ、雄大な景色と田畑が広がる田園風景は昔の日本を感じさせてくれる場所でした。

【 撮影地概要】
宮崎県西諸県郡高原町
宮崎県南西部に位置する、人口約8,000人のまち
霧島火山群の麓に位置し町域の約50%が高原地帯、残り50%が山林で占められている。
高原町は畜産の町で、全国的にも評判な「宮崎牛」の一大生産地。
また新鮮な野菜や果物の宝庫でもあり、霧島連山の地中深くから湧き出す温泉は近隣では珍しい炭酸泉を楽しむことができる。

※消滅可能性都市とは
2010年から2040年にかけて、20~39歳の若年女性人口が5割以下に減少する可能性のある市区町村。高原町は若年女性の人口変化率が2010年から2040年にかけて-62.2%となっている。

 

 

ということで、目下、高原町を深掘りしています。

 

 

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